2020-01-01から1年間の記事一覧
モーツァルトの名曲『アイネクライネナハトムジーク』と私************************** モーツァルトのアイネクライムナハトムジークという曲を知らない人はいないだろう。曲名でわからなくても聴けば「ああこれね」となるに違い…
猟人日記は、国木田独歩の武蔵野に引用されています。短編集なので引用は「あいびき」からです。短編集とはいいますが、これはもう散文詩集ですね。自然描写は素晴らしい、でもまあ物語は、どうか?あまりにも悲惨すぎてついていけない面もあるのですが、そ…
360度の展望がたまたま味わえました。 とあるホテルの屋上にて。 熊本ナウ。
緑のハインリヒ読んだら面白くてやめられなくなります
文学を動画で語るようになって一カ月ほど。とても面白い。書けよと言われるかもしれないが、書くのは面倒であるというのは世界の作家や作品についてもし書けば、やはりちゃんと書くからいちいち時間もかかるのである。それが一回だけのしゃべりになると そ…
詩の味わい方は深いトータル的に文芸を書く場所がどこにもなくなったような気がするのであえてここに書きますが。わたしは文芸誌らむぷで、30代から10年小説修行をした。その話は何度か書いた。しかし実は詩についてはそれよりも長く、高校2年の時に福岡の…
簡単に楽しむには、貧しき人々。長いけど面白い虐げられた人々。感動を求めるなら罪と罰。作品の前に、アンリトロワイヤのドストエフスキー伝を読むと圧倒的に理解が深まります。カラマーゾフは読めば必ず面白いけど、ドストエフスキー慣れして読むほうが震…
ロマンロランジャンクリストフ魅せられたる魂ペギーベートーヴェンの生涯トルストイの生涯素晴らしいフランスの人文主義作家
アンドレジードはでも時代とともに読まれなくなると思う
ロシア文学のビッグバン 天才プーシキン素晴らしい叙情詩。そして大尉の娘 スペードの女王 ベールキンの物語。詩人としても作家としても天才でした
ゲーテほど詩も小説も天才的にかきまくりじっくり完成させた人はいません作家としても詩人としても天才の中の天才です
風車小屋で書いた小品群は素晴らしい物語のオンパレードです
バルザックは人間喜劇という枠組みですべての自作を統一しました従妹ベッドゴリオ爺さん赤い宿屋ことづてザクロ屋敷好きな作品です
トーマス・マンはヘッセの親友でもありました。当時のドイツのヘッセやカロッサは小説も書きましたが詩をたくさん書きました。そんな中トーマス・マンはいわゆる詩を書きませんでしたが、実は彼の書いた小説は叙事詩だったのです。韻を踏んだホメロスのよう…
子供のころ、秋になると缶蹴りをよくした。だいたい、地域の小学生が学年を越えて10人くらい集まると村のお寺の境内で缶蹴りがはじまった。 ルールは簡単。小さい丸を書いてそこに適当なカンを置く。 夏は暑いし蚊もいるからしない。冬はじっと隠れていると…
カフカは20世紀三大作家のひとり
春の雪に綾倉聡子役で、竹内結子は出演した作中の聡子のイメージとは違うと思ったが、美貌という点では文句なしだったで今日訃報が列島を駆け巡った相当に驚いた最初は離婚の報道かと思ったし亡くなったと分かっても癌とかだったのかと病名が気になったとこ…
世界で一番短いホイットマン入門
戦争と平和を通読しようと多むとあちこちでつまずきます。 そこで短編集と思って読んでみましょう。 すると珠玉の短編が無数に連なっているのがわかります。 戦争と平和から 「ペーチャの死」https://www.youtube.com/watch?v=0QgC5cL4eUk #アンドレイ侯爵 …
赤と黒の全体像をつかむのはとても難しい。
昔から 文学は上院で自己啓発書は下院だと思っていた。つまり大所高所からの方針を決めるのは文学世界からの霊感で日常の人生を生きるためには自己啓発のメソッドを使うと。古典となって小説たちは何がすごいのだろう。現代小説で、たとえば帚木蓬生とか東…
人生論。 無数の人が語り書いてきた主題だ。なぜならすべての人に共通するテーマだからだ。 トルストイは戦争と平和やアンナカレーニナを書いた後、晩年はもっぱら社会正義と神の国のためにものを書いた。 その一つが人生論である。 で、この人生論はなかな…
随筆は文学なのか?と聞けば10人がいれば10人ともそうだというだろう。日本においては、枕草子、徒然草、方丈記などの古典的名作文学は随筆である。ヨーロッパにもモンテーニュの「エセー」という文学史に残る金字塔の随筆がある。チャールズラムのエリア随…
動画です
私が一番影響を受けた本は、普通誰もよまない長編小説ですオーストリアの作家アーダルベルト・シュティフター作「晩夏」です。短編集には比較的?有名な「石さまざま」がありますが、どれも珠玉の名品と言えるえしょう、ただしこちらもほとんど日本では読ま…
昔から作家の書斎の写真を見るのが好きだった。なぜなのかはわからない。でも人の書斎というか机周りみるのがたまらく好きなのである。覚えている書斎は村上龍夢枕獏トマスハーディヘルマンヘッセトーマス・マンヘミングウェイ宮本輝芥川龍之介と言ったとこ…