【ブログ版】世界の名作文学を5分で語る|名作の紹介と批評と創作

YouTubeチャンネル『世界の名作文学を5分で語る』のブログ版です。世界と日本の名作紹介と様々な文学批評 そして自作の詩と小説の発表の場です

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大人になった息子と日曜日に出かけた|福岡県立美術館と大丸デパート

福岡県立美術館へ!実は初めて行った 福岡市には市立美術館と県立美術館があるので とても贅沢だ 美術館に加えて 市立博物館と国立博物館(これは大宰府にある)もあるから こういうのが好きなら退屈しないかも。 2023年10月現在 県立美術館の方は新ビ…

<ケムリ研究室>緒川たまき『眠くなっちゃった』を見てきた|舞台の芝居を観たのはものすごい久しぶり!

芝居を見に行ったのは数十年ぶりです 最近は映画でさえめったに見に行かなかったのが 女友達に誘われて観て来ました 劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)と 女優の緒川たまきのユニット『ケムリ研究室』の 第三弾新作公演『眠くなっちゃった…

【イギリスロマン派の詩人】詩人シェリーを知っていますか?奥さんは『フランケンシュタイン』の作者です

パーシー・ビッシュ・シェリー。 シェリーというイギリスロマン派の詩人を知ってる人は少ない でも実は間接的に、みたいな感じで意外と日本で知られている 漱石の草枕に出て来る「雲雀」という詩 草枕 雲雀→ 雲スズメということで「雲」 草枕の冒頭当たりで …

生きているとバランスが壊れていくものだ

人はみな 生きているといろんなバランスが壊れていく よく言われることだが 生まれた時はみんなまっさらだ。あたかもパソコンの工場出荷時のように。工場出荷時の状態をデフォルトという。人も生まれた時はデフォルト状態だ。 そしてパソコンが使っているう…

【トーマス・マン25歳の偉業】『ブッデンブローク家の人々』は完璧なる小説芸術|文芸YouTuberムーさんのオンライン読書会に向けて

トーマス・マンと言えば魔の山だけど だいたいみんな魔の山を思い出すものです もちろんスーパー名作ですが・・・ 北杜夫などはブッデンブロークこそずっと読まれるマンの作品というくらい。これは面白い。政治的なものや文化的なものが入らず純粋に小説とい…

過去2000年間文学鑑賞とは再読のことだった|シュティフター「晩夏」は2回目以降でないとわからない

読書とは再読のことだった! そもそも文学作品とは再読前提で作られていたと思います 古くはホメロスの歌がありますが あれは文章で作られることなく 歌として 歌われる言葉として紡がれたものを後の世の人が文章にしたものです ホメロスオデュッセイアを通…

【八咫烏シリーズ】『烏に単は似合わない』とにかくほんとに面白い!|阿部智里の松本清張受賞作

たまに現代文学を読みますが日本の現代文学にはほぼはずれはない、 何を読んでもそれなりに面白い。 今回読んだ「 #烏に単は似合わない 」は それなりどろこかとてつもなく面白かった! youtu.be 小説家ランキング

Googleブロガーの文学ブログをはてなブログに引っ越して来ました

Googleブロガーで数年間運営してきた「文学ブログ」を このたびこのはてなブログに移行しました それとともに はてなブログの内容は「文学関係」のものに変更となりました 基本3年前からやっている文学YouTubeチャンネル「世界の名作文学を5分で語る」 の解…

詩は5人から10人くらいのサークルで輪読の朗読で鑑賞するのがベストです

ぼくは詩もよく読みます 昔 高校生の頃から40代半ばに至るまで 福岡市にあった「パルナシウスの会」という詩の同人誌に参加して 約20年に及んで 年に3~4本の詩を発表していました だから詩とは読むのも書くのも長いつきあいです 参加していた同人誌の…