【ブログ版】世界の名作文学を5分で語る|名作の紹介と批評と創作

YouTubeチャンネル『世界の名作文学を5分で語る』のブログ版です。世界と日本の名作紹介と様々な文学批評 そして自作の詩と小説の発表の場です

大人になった息子と日曜日に出かけた|福岡県立美術館と大丸デパート

福岡県立美術館へ!実は初めて行った

IMG20231009143808.jpg福岡市には市立美術館と県立美術館があるので
とても贅沢だ
美術館に加えて
市立博物館と国立博物館(これは大宰府にある)もあるから 
こういうのが好きなら退屈しないかも。
 
2023年10月現在 県立美術館の方は新ビル建築中です
またとてつもない新ビルがもうすぐできます 
児島善三郎は福岡の画家で実家の紙問屋も今もあるらしい
名家ですね
でも ぼくは児島善三郎という画家を知りませんでした
 
隣の福岡市民会館では ショスタコヴィッチとグリーグのクラシックコンサートを
1000円でやっていてそっちも魅力的でした
都市というのはいろいろ楽しめるものです
 

美術館では高齢者の作品出展会も行われていました

県下のいろんな老人会の優秀作品が100枚?くらい出展されていましたので
まずはそちらを見ました
こんなに趣味で絵を描く人たちがいるのかと驚くとともに
その上手さにも驚きました
日本は文化大国ですね まちがいなく!
これに 小説や詩、ピアノやギターをたしなむ素人の人を入れると
そんなベースの上にいる日本のプロは世界最高水準になるだろうなと思ったりしました
 
老人会コーナーの絵と写真の出展作品です
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IMG20231009135241_convert_20231010091431.jpgぼくのように美術門外漢からみると
こういうのはもうプロですね
さらに言えば もっとすごい絵も何枚もありました
高齢者にしてこういう内なるパワー エネルギーを持っているのもすごいというか
みんな持っているんだなと思いました
そして表現の術のある人はそれを発散できる幸福にあずかれるということですね
見習いたいと思いました
 

そして児島善三郎の絵へ

3枚だけ写真撮影可でした
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IMG20231009142036_convert_20231010091706.jpg医学学校への進学を拒否して画家の道へ!家族は猛反対だったとか。
でしょうね、確率的にはプロの画家になどなれるものではないし。
でも 美術史に残る画家になりました
セザンヌの影響も多いに受けたのだとか
ぼくはセザンヌは好きです
でもこの児島善三郎の独特のタッチの絵の
どこがどう すごいのか門外漢のぼくにはよくわからに
老人会の絵の方が素人受けしますね(笑)
ただ
絵から受ける迫力 その筆致の超絶さは 肌感覚でわかりましたので
老人会の絵よりは明らかに上
ただ それをうまく言葉で言えない自分がいるのです
 

美術館から大丸デパートのカフェへ

 
ブックオフのビルから見た天神
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それからブックオフに寄って最近はまっているコミック
「7人のシェイクスピア」を2冊買いました

シェイクスピアのありえないような古典的教養、ありえないような詩の才能、ありえないような物語作りのうまさ。これらを全部別人がそれぞれ担当していて、ウィリアム・シェイクスピアはその材料を基にひとつの芝居に整理するプロデューサーだったという漫画です とても面白い!
 
ついでに たまたま見かけた安岡正篤の 「禅と陽明学」の上下のうち上だけ買いました。
そして大丸デパートの2階のカフェへ
ここは穴場です
表向きはおにぎりを出す和風レストラン
実はお茶だけも飲める それも高級日本茶が飲める
さらにお菓子か おにぎりがついてくる
 
素晴らしい店で ぼくは「和紅茶」を飲みました
大丸の地下食品売り場に行って
最近はまっているルピシアというところで紅茶を買いました
 
前回 イングリッシュブレークファースト?という名の
ミルクティーになじむ紅茶を買ってみたら
激うまというか 異次元の味わいに驚きまして
今回は ミルクティーモードでない白桃というのを購入
早速 夜に飲みましたが なんとも言えない香りでした
 
カフェから見た天神
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ということで充実の祝日の午後のひと時でした

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