シェリーというイギリスロマン派の詩人を知ってる人は少ない
でも実は間接的に、みたいな感じで意外と日本で知られている
漱石の草枕に出て来る「雲雀」という詩
草枕 雲雀→ 雲スズメということで「雲」
漢詩と比較するシーンがある
西風に寄せて という詩の最後は実は有名
福山雅治の歌詞で引用「冬来たりなば春遠からじ」
福山雅治の歌で有名というより
ことわざ的によく使われていて なぜか日本では流布している言葉になっている
それなので 福山雅治がこの個所を歌詞に入れた
フランケンシュタインを知らない人はいない
妻の書いた「フランケンシュタイン」はあまりにも有名
シェリーはロマン派の詩人
パーシー・ビッシュ・シェリーはイギリスロマン派の詩人です
シェリーはどんな人?29歳でヨット事故で亡くなる
作品
「解放されたプロメテウス」
『縛られたプロメテウス』というアイスキュロス作のギリシア悲劇があります。
人間に火をあたえたプロメテウスは、ゼウスの怒りにふれ、ヘパイストスの作った縛めによりカウカソス山の山頂に縛り付けられる。
①火②縛られた③解放された
ギリシャ悲劇の写本喪失の余談
ムセイオン(古代ギリシア語: Μουσείον、ラテン文字表記:Mouseion)は、古代ヘレニズム世界における学堂。英語で博物館、美術館を意味する museum の語源である。本来は、古代ギリシアで信仰された学術・芸術の女神「ムーサイ」(英語ではミューズ Muse)の祀堂であったものが、学堂として発展したものといわれる。
ギリシア文化の伝播に従い各所に創建されたが、特に有名なものはプトレマイオス朝エジプトにおいて、時のファラオ、プトレマイオス1世が学府アレクサンドリアに設立したもので、王の私財によって万邦の英哲俊士が集められ、文献学を中心に天文学、物理学など学芸が大いに隆盛した。当時世界最大の図書館「アレクサンドリア図書館」もムセイオンの付属機関であった。その後、ローマ支配下でも存続したが5世紀はじめのキリスト教による学者の虐殺を伴うテロリズムによって破壊され消滅した。
『アガメムノン』を著したアイスキュロス、『オイディプス王』を書いたソフォクレスと『メディア』を記したエウリピデスの三大悲劇詩人
なのでたとえばアイスキュロスやソフォクレスなどはシェイクスピア級といわれますが
シェイクスピアになぞらえて言えば
シェイクスピアには4大悲劇のマクベス リア オセロー ハムレットがあったそうだ
現存するのは冬物語とじゃじゃ馬ならしの二つだが、これら現存のものより素晴らしいならとんでもない作品だったことだろう
という感じだそうです あーもったいない!!
シェリー自身の4大詩作品
それは
・雲
・おやすみ
・西風 →格言になっていて福山雅治の歌詞にも使われた
です
そしてぼくが好きなのは
「雲」と「おやすみ」です
一部どんな雰囲気なのかご紹介します