2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ちょっと小説を考える21世紀の現在の小説芸術は20世紀に行われた様々な破壊と修正と創造の実験のあと、その成果でいくらでもなんでも表現できることの賜物である。昔からこんな小説作法があったわけではなくこんなアイデアがあったわけでもないそして2…
知られざる傑作バルザックの短編饒舌さのない入り口普通は家や人や地域の風景を書きまくるので入るのが大変でもこれは最初から入れる饒舌な名人芸普通の天才と未来の天才の3人 フレンホーフェル ボルビュス プウサンボルビュスの書いた絵に能書きをべらべ…
私は今YouTubeを3本やっていてブログに至っては7つ。開設している数ならプラス8つくらいある。で、日記をどこに書くかなんだけどこれが結構定まらない今書いてるこれは文学日記。あと日記にできるものといえば10くらいある。ミクシーの日記やFacebook…
昭和21年、終戦の翌年に44歳の #小林秀雄 が書いた #モオツァルト は今日読むと天才論としてかなり正確な論文に思えます が、これは評論ではなく、モオツァルトを鏡に、あるいはモオツァルトとスタンダールとゲーテをネタに書いた小林秀雄の短編小説…
#サマセットモーム がタヒチを舞台に書いたものと言えば #月と6ペンス でも 短編集 #太平洋 にも #タヒチ諸島 が出てきます 今回は 絶版となっている 短編集『太平洋』から 巻頭の序文「太平洋の描写」と #マッキントッシ #エドワードバーナードの転…
清岡卓行#清岡卓行 の詩を紹介します。 素晴らしい詩がたくさんあり、もしも清岡がフランス人なら世界文学に輝くメジャーな詩人になっていたかもしれない #ノーベル文学賞 もあったかもですね 彼は大連生まれの大連育ち。祖国を空間的にも失った体験がベ…
以前から高校時代をテーマにした想像をよくしていた。そして小説まがいにそれを書き記していたこともあった。いつもその想像をしているとだんだん深くなり現実とは異なる展開をたくさんしてくのだが、こういう想像作業に名前があって心理学のイメージ療法の…