2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
前書き ボヘミアンラプソディーを見た。 単純に感動する。最後のウェンブリーのコンサートが、それまでのフレディの人生とクイーンの音楽ををなぞるようになっている。 ****************** ボヘミアンラプソディを聞きながら触発されて書…
アレキサンダーは大勢の兵士を従えた、は小説としてはあってはならない文章である ① 続き これを二アレキサンダーの視点から書くと王は自分の陣地に大勢の兵士が溢れているのを見て満足だった。自分の中に蘇ったデルフォイの神々が雄たけびを上げるのを感じ…
辻邦生が紹介している小説文書き方の事例 「アレキサンダーは多くの兵士を従えて遠征にでた」 と 「多くの兵士がアレキサンダーに従って、ともに遠征に旅だった」 の比較がある。 私見であるが 「アレキサンダーは多くの兵士を従えて遠征にでた」 という文章…
文章というものがある。それを使ってわたしたちは詩を書き小説を書き随筆を書きとなるがいずれにも属さない文章もたくさんある。 音楽なら楽器が弾けるかどうかははっきりしているから、演奏するには練習が必要だとだれでもわかる。絵画でもうまい下手は相当…
小説の表現「風が吹く」 というのは詩の表現であっても小説表現としていまいちだ。 だから 「風が吹く。男はさっそうと車からビルの入り口に向かった」 こういう文章を書いていては小説世界が広がっていかないから、論文のような内面描写ばかりになっていく…