~半世紀詩を書いて来た詩人が語る~
詩が読まれなくなった3つの理由
【文学の女王『詩』は死んだのか?】
1.小説の成熟
2.歌詞になった日常の中の詩
3.現代詩のせいで嫌になった
1.トルストイの中の詩
志賀直哉の中の
ヘッセやモーリアックなど
2,
実は恐竜は絶命しておらずその種族の大半は鳥になった
同様に詩は読まれなくなったのではなく歌詞となった
鳥は恐竜の一種なんです。ですから”鳥は恐竜の末裔である”と言うのは”ヒトは哺乳類の末裔である”と言っているのと同じです。要は、すべての鳥は恐竜だけど、すべての恐竜が鳥だとは限らないんです。
詩は歌詞になった
歌の要素は歌詞に。
物語の要素は小説になった
歌詞 かぐや姫 風 さだまさし 松山千春 小椋佳 歌謡曲の歌詞
3.現代詩は読めば面白いけど時間がない
つまらなかったら時間の無駄だ
文学史的な詩はエッセンスだけになったので限られた人しか読まない
でも・・・
豊穣な文学的大陸です
フランスシンボリズム
イギリスロマン派
ドイツのゲーテやハイネ
ホフマンスタール ノヴァーリス ヘルダーリン メーリケ シラー
ドイツのデーメルからカロッサ ヘッセ リルケ
ダンテ ホメロス
伊東静雄の荒野
日本近代詩 三好達治 むろおさいせい 高村光太郎 佐藤春夫 北原白秋
俳句
短歌
和歌
枕草子は詩
日本文化の半分 【漢詩】