昔から 文学は上院で自己啓発書は下院だと思っていた。
つまり大所高所からの方針を決めるのは文学世界からの霊感で
日常の人生を生きるためには自己啓発のメソッドを使うと。
古典となって小説たちは何がすごいのだろう。
読めば必ず面白いが
それらの本と たとえばジャンクリストフや 女の一生や
デーミアンやホイットマン詩集などは
何が違うのだろうか。
読めば確かに確実に違いがあるのだが
それを言葉で示すのは難しい
村上春樹は現代過ぎるから普遍性が薄まるとでも言おうか。
トルストイのアンナカレーニナなどは
普遍性しかないようなものだ
いずれにしても本は安くなった