宮本輝再読中
最近はもっぱら再読です
昔読んだ本は、細かい筋は忘れているから面白い。
村上春樹を数冊再読したし
YouTubeチャンネル「世界の名作文学を5分で語る」
を開始して2年はバルザックやカミユやジッドなどをいつも再読している
で
今は宮本輝 にぎやかな天地 を再読中
上巻を読み終えました
おもしろい とにかく宮本輝はおもしろい
なので楽しいんだけど展開が早くて安直なところがあるんすよね
その安直感が10ページに1回ならいいんだけど
5ページに一回くらいの割合でどんどん安直に展開してします
だからおもしろいし退屈しないのだけど
通しで振り返るといったいなんの話だったかよくわからなくなります(笑)
でもまあ 文体はばりばりの純文学だし
端々に深い洞察があり さすが宮本輝と思います
とにかく面白いので下巻に進みます
前に読んだのは10年以上前、ほぼなにも覚えていなかったので
よかったです(笑)
宮本輝はなぜ面白いか
宮本輝の小説はどれも面白い
最近 にぎやかな天地 を再読しましたので動画にアップしました
これは日本の伝統の発酵食品について
謎の金持ちからの依頼で豪華本を作る話です
醤油づくりとか ぬか漬けとか どれも細かな取材のもとに小気味よく進行する物語にしています
しかし宮本ワールドは物語の展開が早すぎてだんだんと物語がわけがわからなくなる(笑)
そんな話です