最近の、現代の、小説はたいてい読めば面白い。
一気に読んでしまうものもたくさんある。
その他様々な歴史小説や時代小説やミステリー
ほんとにおもしろい
でもそれほどのちのちまで印象が残るかといえばそんなことはないのだ
その場が面白いけどすぐ忘れるという感じ。
その点古典は違う。
逆だ
その場がつまらなくて退屈でもがんばって通読すると
のちのちまで記憶に残るし感動もする
その作用はなんなのだろう。
古典とは時代が変わっても面白いということで残るものという説もある
それはちょっと違うとも思うが
19世紀の
19世紀が古典かどうかという問題があるが
一応時を経て評価が定まり価値ありとされるものという定義でいけば20世紀も古典だ
こうした作家たちのものを味わいながら読んでいると
今どきの小説ではあきたらなくなる
文学とは偉大なものだ