文学創作 小説 詩 ポエム エセーのためのカフェ
これが最後の風であると・・・・・・
通り過ぎて来た数多のわたしが
その午後
重なり始め やがて
一つに収束する
そのとき これが最後の風であると
ありとあらゆるわたしが
はっきりと知る
誰一人反駁することもなく
その風と離れることは
何かを越えて未知へ至るようでもあり
別離の恐怖だけでもある
その最後の風の 奥深く
すでに世界そのものとなったわたしが
数多のわたし自らを 感じ尽くす
文学創作 小説 詩 ポエム エセーのためのカフェ
これが最後の風であると・・・・・・
通り過ぎて来た数多のわたしが
その午後
重なり始め やがて
一つに収束する
そのとき これが最後の風であると
ありとあらゆるわたしが
はっきりと知る
誰一人反駁することもなく
その風と離れることは
何かを越えて未知へ至るようでもあり
別離の恐怖だけでもある
その最後の風の 奥深く
すでに世界そのものとなったわたしが
数多のわたし自らを 感じ尽くす