2023-02-06 様々な雨の回想 自作の詩 【様々な雨の回想】初稿この雨の音を初めて聞いたとき言葉を知らぬ私の横には前足で顔を洗う猫がいて二人はそろって背伸びをしていたやがて ランドセルに黄色いカバーをかけて黄色い傘を片手に水たまりを飛び越えて猫たちに手をふって私は最初の学び舎へ 向かっていたやがて 雨が降ろうが灼熱の太陽だろうが時計と手帳のリズムとテンポでひたすら外を歩き回るわたしがいた物陰の猫たちに目もくれずもう 何回雨が降っただろうか?行先も帰る場所も様々に変わったが雨の音だけは変わらない そして猫たちの人知れぬ営みも私にずっと寄り添っていた