昔はこの白い詩集シリーズ(ほんとはカラフルなカバーがある)がどこの本屋にもあった。
私が最初に詩を読んでいいなあと思ったのは、この中のランボー詩集だった。
中学1年の時だ。特に「幸福」と「わが放浪」は好きだった。金子光晴訳。なので超天才ランボーと天才金子光晴の、二人のエッセンスを同時に読める(仏語ができないことのていのいい言い訳)左端のほうにある敗れた本は「世界近代史10人集」というタイトルで小林秀雄訳のランボーの散文詩が入っている。
またTSエリオット、イエーツ、ヴァレリー、ヴェルレーヌ、などがあってエリオットも相当に愛読した。
詩についてはこの辺が自分のベースとなっていて今でも時々20分くらいどれか取り出して読んだりする