モームはドイツ人やフランス人のように、文学でもって人生の意味を考えたり、社会の奥に潜む矛盾や問題点を鋭く切り込むような、そんなことはしていません。
しかし人間へのあたたかくも的確なまなざしで、読むものに安心と楽しさを与える作品になっていますね。イギリスという風土が生んだ作家だと思います。というかイギリス社会の成熟さによって生まれた作家かもしれません
早くに両親を亡くし兄弟ばらばらに育てられ苦労して医師免許を取り作家となったモームは、なんとMI6のスパイでもありました、嘘みたいな本当の話です
モームについては動画を4本上げまして1本はこの記事でご紹介しました
残りの3本は概要としての5分で語る
そして代表作の雑感
最後に「お菓子とビールの読後感」です
あと「世界の10大小説」という晩年の文芸評論も有名です
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