文学 野火をちゃんと。
野火は ペスト ロビンソン・クルーソー 白鯨
戦争体験を迫力ある筆致で書いたから凄いのではない
それは単なる背景です
アンネフランクの日記は当事者が書いた文章
聞けわだつみの声も当事者
ハンスカロッサのルーマニア日記は当事者なのに文学的批評があるのだ
そういう目で野火を読むと
ペスト以上のものがある
日本人にとって太平洋戦争は絶対化していて、少しでの批評をしてもいけない
批評とは他人事だからだ
永遠に当事者として哀悼の意を評しつつ強烈な自己反省をすること
でも
ルイ14世の戦争 ナポレオン戦争 普仏戦争 第一次大戦 第二次世界大戦
独自解説。戦争の対象化。
極論と極論中間に真実がある 太平洋戦争は全部間違ってたことはなくぜんめんてきに正しいわけでもない
でも政策としては世紀の失敗、領土を失い軍は無くなり民間人が何百万人も死んだ
独ソ戦 文化大革命 台湾 朝鮮戦争 ホロコースト スペイン内戦 こういうものの一つ 沖縄 満州 広島 長崎 東京 逆にこういうものと位置づけないと、世界そのものの消滅 聖戦になってしまう 聖戦などあってはならないというのが私の意見