【ブログ版】世界の名作文学を5分で語る|名作の紹介と批評と創作

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モリエールの「女学者」を読んだ

フランスの劇作家モリエール 



モリエールといえば

フランス屈指の劇作家であり

自らも劇団経営をしていた人物です

本名はジャン・バチスト・ポクラン

日本では江戸幕府が始まった時期に活躍していました

ゲーテが愛読していた

ゲーテモリエールを愛読していて
毎年必ず何かを読み返すと
エッカーマンに語っています

代表作ではないけど「女学者」

さて

タルチュフとか気で病む男とかの代表作もさることながら

女学者

という芝居を読了したら面白かった

とても面白いし途中噴き出すシーンも何か所もあります

今の日本では戯曲というのはあまり読まれないのですが

戯曲というのは面白いです





ヨーロッパでは詩と戯曲が文学の主流

そもそも文学は

詩と戯曲でしたね。ヨーロッパでは。

ギリシャ悲劇以来、文学とは芝居か叙事詩人の歌かどちらかです


日本では和歌、漢詩、などの詩歌と

日記や随筆から始まっていて

芝居が文学として素晴らしいというのは

能の台本か

江戸期の芝居の台本でしょうか。


明治以降はあんまりはやりませんが

倉田百三の 出家とその弟子

武者小路実篤の その妹などは

面白い読み物ですね


いずれにしても戯曲というのは

文学の柱のひとつ

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