実はそれなりに小説を書くだけなら、誰でも書けるようになる。
こんな感じで学習すればいい。
1.小説の文体
2.小説文体の原則
同じことを二回書かない、など10項目くらい
3.小説の構成の原則
登場した人間や道具など、書いたままにせず必ず処理して決着させる
伏線を貼る
起承転結がベースにあること
4.キャラ設定
登場人物がどんな人間になっているか意識する
内面でその人を示すのではなくて、癖やしぐさや行動やセリフで示す
服装や髪型や住まいや食べ物、衣食住を書くことで浮かんでくる
5.風景・情景描写
情景描写は単なる舞台ではなくて、登場人物をも表現することができる
情景描写がなければ人形劇でしかない
6.どんな思いを込めるかを考える
7.これらをベースにあとは自分の中の普遍的精神が生きるかどうか、それがつまり才能ということになる
つまり才能以外の6項目は誰でも練習すればできるようになります。
ピアノの練習をすればだれでも弾けるようになるのと同じです。
プロになるかは才能次第。
でも弾けるようにはなる
それは小説もまったく同じです。
どれだけ多くの人が正しい手順で正しい方法を練習しないことか、驚くばかりです
自分には自分のやり方があるとか、自分は基本をベースに応用しているとか、
そんなセリフは1から6が全部できたときにいうセリフです。
もちろん書く楽しさは個人的なものだから、それは我流でもいいのだけど、10枚以上、まして30枚以上のものは、我流では書けません。それはピアノを適当に弾いても雑音にしかならないのと同じです。