2018-01-25 自作の詩 夕日の中の一頭の馬 by Naoto Amabe 自作の詩 文学創作 小説 詩 ポエム エセーのためのカフェ 夕日の中の一頭の馬 by Naoto Amabe あの赤い大気の風景の中で あの一頭の馬は 何を乗せて走り去ったのだろうか沈む太陽を追いかけてぼくの視界から消えてしまったあの馬は夜に飲み込まれてしまったのかそれとも明日の朝日とともに再び何かをよみがえらせて命の日々を勇ましく駆け抜けるのか 遠いあの日から差し込んで来る一筋の夕日が 置き忘れてきたものたちの声を今 届けてくれる