文学創作 小説 詩 ポエム エセーのためのカフェ 発見3 石段を登って道国寺の門の前で後ろを振り返った。遠くの山々に桜が点在し、杉木立は大量の花粉を空中に振りまき、青空を背景に雲の白さがくっきりと浮かんでいた。街のざわめきもここには届かず、暖か…
文学創作 小説 詩 ポエム エセーのためのカフェ 自作の童話 雲の妖精の物語 by 海部奈尾人 1.山に登る男の物語① 私は雲の妖精です。世界中の雲の中にときどき目覚めてはあれこれ語るのが私の生き方。 昨日は月と一晩中話をするうち、切れ切れに私は消えてし…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。