【ブログ版】世界の名作文学を5分で語る|名作の紹介と批評と創作

YouTubeチャンネル『世界の名作文学を5分で語る』のブログ版です。世界と日本の名作紹介と様々な文学批評 そして自作の詩と小説の発表の場です

ハイデッガーの「ヘルダーリンは存在の詩人」ってどんな意味ですか?

答え 

認識とは果てしのない対象化、そしてそれを個々のイメージで描写するのが現代詩だから、他人の夢を見ているようなもので意味不明です(笑)

そしてハイデッガーの存在は、ぼくはハイデッガーはよく知らなくてヤスパースを通して同じ実存哲学という観点で考えるならば・・・
ここに私が存在するコアのようなものを感じることを存在の詩人と言ってるんじゃないかと思います
ヤスパースによると個別的現存在というのがあって、時代と場所と所与の人間関係の中で生きる私は、現存在ですね。
しかし国も時代もあらゆる人生の所与の条件が違っても、生老病死のようなものがやってきたときに感じるこの私なるものが実存となるのですが、ヘルダーリンはそういう存在を書いたということではないかなと想像します