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【創作ノート:ある女の精神構造】2021/6/3

 【創作ノート:ある女の精神構造】2021/6/3

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業界共通試験といえば生保の世界では当たり前の存在だ。
入社すると一般課程試験、専門課程、応用課程、変額試験、国債窓販、損保、生保大学6科目、と入社3年間はいつも試験勉強をしているようなものだ。
さて、営業で入社すると、一般課程試験を取らないとそもそも働けないから誰でも取る。専門課程もその流れでちょっと難しい程度だから受ければ通る。応用は難しくなるが勉強すれば必ず通る。
で生保大学はかなりちゃんと勉強して準備しないと落ちる。
その生保大学の前日のことだ。
ある女「明日試験ですけどわたしは受けません。全然勉強してないから、一夜漬けでやれば合格はするでしょうけど、いい点数で合格しないとお客様のために使えるだけの知識ではないから意味がありません。次回いい点数で合格するから今回は受けません」
そしてその次の試験日の前日も同じことを言った。
この手の言い訳人間は、いまさら人格が変わることはないから、やめるのを待つだけにするものだ。誰がこんな人間に真面目にかかわるものか。
さてその後いよいよある女も受験した。
合格は60点以上だ。
一緒に受けた数人は98点とか85点とかお客様に報告できるいい点で合格した。ある女は、58点で落ちた、そして惜しかった~とか笑っていた。
自分の発言に責任も取らず、やるべきことをやりもしない。そして会社の悪口だけは野党の国会議員のように声高にいう。なんならある女に向かっていかにつまらない人間かを声高に言ってやってもいいのだが時間とエネルギーの無駄だ。
落ちたら落ちたで会社と上司が私をやる気にさせないのがいけないと、落ちた理由を言っていたものだ。
当時45歳で未婚の独身だったが、それも世の中の男が馬鹿だから私が独身のままだと言っていたに違いない
それにしても存在が漫画ではないか


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