【ブログ版】世界の名作文学を甲論乙駁|名作の紹介と批評と創作

YouTubeチャンネル『世界の名作文学を甲論乙駁』のブログ版です。世界と日本の名作紹介と様々な文学批評 そして自作の詩と小説の発表の場です

ヘッセが愛したヘルダーリンの詩とメーリケの小説『画家ノルテン』とモーツァルトのフィガロの結婚

動画紹介

ヘッセが若き日の読書と若き日の音楽鑑賞へ捧げた3編の詩をご紹介します

ヘルダーリンへの頌歌 ②画家ノルテンを読んで ③魔笛の入場券を持って

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今回選んだヘッセの3つの詩について

動画では、年を経て ヘッセが若き日に愛読した本や愛して好んだ音楽を

詩にしたものを3つ、まとめて感想解説を述べました

 

ヘルダーリンもメーリケも南ドイツ出身の詩人 モーツァルトオーストリアだから

ドイツ世界の枠で考えれば南ドイツですね

19世紀のドイツと言えば、一般的にはドイツ帝国のイメージが強いですが

あれは北ドイツのプロシャが作った国ですね。

ドイツの文化はもともとオーストリアのウィーンを中心に南ドイツ側で栄えたという言い方もできる?あるいは北方とは異質な文化圏。

まあ 日本で言えば 東北 関東 関西 九州 などで

雰囲気が違うようなものでしょうか?

 

ヘッセ自身「自分は18世紀後半あたりの南ドイツを芸術的故郷に持つ」と

『世界分がをどう読むか』の中で述べています

詩に書いた3人は南ドイツなんですね

 

さて特にわかりやすいのはモーツァルトフィガロの結婚についての詩でしょうか

演奏が始まりさえすれば その音楽世界に入れば 同じ時間帯で同じ歌が流れる

若い頃聞いても年を取って聴いてもそれは同じ。

つまり音楽はその閉じた時間枠の中で

永遠に同じ歌を歌っているわけです

 

同様に文学も 音楽の同じように何分後にどのページとは行きませんが

読み進めれば永遠にその箇所にそのことが書かれている

 

だからヘルダーリンの中にメーリケの中に

ヘッセは個別の世界を通して普遍的な 永遠の宇宙を見つめていたことでしょう

 

翻ってこの3編のヘッセの詩は

ぼくにとっては ヘッセが3人の芸術家に感じたように

永遠にその意味がこもった普遍化した宇宙なのです

 

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