昔 筑波博のジェットコースターは怖かった
ジェットコースターに乗ると、絶唱する人がいたり、下を向いてしっかり手すりを握りしめている人もいる。みんな怖くてスリルを味わっているのだ。
ところで私は筑波博に行ったとき(大昔です)そこのジェットコースターがものすごく怖かった。
自転車のサドルのような椅子にまたがり、なんと立ったままの姿勢なのだ。それでぐるりと一回転するのだから座るコースターに比べると3倍くらいはスリルがあるというか、怖い。
戦闘機のパイロットになったつもりで
あのとき、スタートしてしまってもいたから何とかこの恐怖を克服しようと、ある想像をした。
戦闘機のパイロットになったつもりで、これは自分が操縦しているのだと思い込んだ。
すると緊張は残ったものの、見事に恐怖は消えたのだ。
そう、自分が操縦してるつもりになっただけで恐怖は消えた、外部の状況は何も変わらないのに。
つまりこういうことだ。
運命が急降下の坂道を転がっても、一回転しても、この運命を自分が操縦していると思えば、恐怖は消えるのだ。
叡智のひとつではないかと思う。
後日これと全く同じ話を、SSI社の田中孝顕さんが本に書いていたのを読んで、やっぱりそうかと思った!
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