自律訓練法は標準練習をマスターの後が本番です
自律訓練法標準練習とは、手足の重感、温感、心臓の鼓動を感じる、深い呼吸に気づく、お腹の温感、額の涼感、を同時に感じることができるようになることでマスターですが、普通自律訓練法と言われるのはkの自律訓練法標準練習を指します。
ところで標準練習をクリアしたとき
いったいなにがマスターできているのかってわかっている人がとても少ないです
温感と涼感を味わえるようになる、というのは部分部分の生理的現象で
それがトータルに起こったときどうなるのか?
その状態を私は自律性状態と呼んでいます
変性意識状態とホメオスタシス稼働状態を足して2で割らない状態ですね
でも
それすらも自律訓練法全体の
入り口に過ぎないのですが、YouTubeでもネットでも書籍でも自律訓練法=自律訓練法標準練習となっており、日本における自律訓練法の認知度の低さがうかがえます。
実際には
黙想練習にも7つの手順がありますし(自律訓練法黙想練習)
意思公式練習のやり方も多彩です(自律訓練法意思公式練習)。
自律フィードバック訓練とはバイオフィードバック装置を用いての練習のことで、こちらも体系化された方法論があります。
特定器官公式は医師の治療となりますが、内臓や血圧など身体の器官に対して暗示をかけていくものです。血圧を下げたり、インシュリン分泌が増えたという実例があります。
そして自律性除反応・自律性言語化は受動的受容を基本とする自律性解放を意図的に促進する方法となっています。
さて、標準練習、黙想練習、意思公式練習と個別には体系的になっていますが、全体を統合する体系化はなされていません。その辺が日本における自律訓練法の課題ではないか?個人的にはそう思っています。
ところで自律訓練法ができたのは20世紀です。
そしてルーテの方法論で基本終わっているように思うので、そうするとこれは20世紀のテクノロジーを前提に組まれているような気もします
意思公式練習は暗示の言葉を自分で唱えるのですが、
それは標準練習をマスターしたあとはその方がいいのですが、マスターする前でも、
CDやなにかの音源で、必要な言葉を聞くようにすればそれはそれで効果的です
またそもそも標準練習はアルファ波バイオフィードバック装置を使って練習する方が明らかにいいです。
というのも、自律訓練法は何らかの効果を体感しないとモチベーションが維持できないし、今の自分の感覚は正しいのか?という問題がつきまとうからです。
その点アルファ波バイオフィードバック装置はアルファ波がでると音がなるので、楽しいものです。
アルファ波状態<自律性状態だと思いますが、中にはアルファ波特融の感覚もあるので、使うことは素晴らしいことだと思います。
それと自律性言語化については、これは録音する必要があるので、スマホを使うことで気軽にできるようになりました。
自分の生理的反応に正直に従って何か便利なものも使ってみる(音楽等)、そんな姿勢がいいのではないかと思っています。
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