ストレスがきついのは潜在意識が氷河期モードだから

ストレスという言葉があります。
ストレス状態が消えることはありませんが
ストレス反応を変えることはできます。
そもそもストレス反応が嫌なものになっている最大の原因は
次の仕組みによるものです。
かつて
氷河期時代にさかのぼると
人間にとっての脅威は外敵でした。
ある日類人猿Aが野原に出ると、サーベルタイガーがいた
Aはタイガーの姿をみた瞬間
命の危険を感じたので身体がこんな風に作動します
見た
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怖い
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大脳から間脳にその情報が瞬時に行く
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間脳は自律神経を作動させ
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逃げるために戦うための準備をさせる
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心臓の鼓動を早くする
内臓はとりあえず使わないから内臓への血液供給を少なくする
その分を手足の筋肉に送る
全力で走ること 全力で殴るための身体状態になった
この当時の人間にとっては非常に合理的な身体の動きです
が
今でも人間のストレス反応は変わっていないのです
誰かに悪口を言われたり
仕事で失敗をしたら
いまだに
心臓の鼓動を早くする
内臓はとりあえず使わないから内臓への血液供給を少なくする
その分を手足の筋肉に送る
となります
それでストレスで胃潰瘍になったり、
心筋梗塞になったり
肩が凝ったりするわけです
野生の時代の体の反応が今でもそのまま残ってるのです。
この反応は今では全く役に立たないですね
本当は仕事で失敗したらこうでないといけませんよね。
仕事で失敗した
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何とかリカバリーするための
思考が全開するのを助けるために
血液や酸素が大量に大脳に向かう
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また冷静でないと思考が円滑にいかないから
心臓は静かに鼓動し呼吸も深くゆっくりとなる
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雑念は消え無念無想の状態になって解決策をさがる
これこそが今の社会をいきる私たちにとって理想の体の反応なわけです
でも真逆ですね
現代の危険に正しく反応する身体と脳を作る自律訓練法標準練習 ストレスが消える

自律訓練法はまさに以下の流れを実現するのです
本当は仕事で失敗したときの本来必要なモデル
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思考を助けるために
血液や酸素が大量に大脳に向かう
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手足はとりあえず役にたたないからだらりとした状態になればいい
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冷静でないと思考が円滑にいかないから
心臓は静かに鼓動し呼吸も深くゆっくりとなる
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雑念は消え無念無想の状態になって解決策を探る
こうなるべきだと思ったからといって
条件反射でいきなりここまでなることはありませんが
自律訓練法では
まさにこの状態になる練習をします。
自律訓練法標準練習を行って自分を条件付けしていけば
現代生活での危機的状況にふさわしい対応を
脳がするようになるのです。
もちろん本能は強力なネットワークなので消えることはありませんが
毎日自律訓練法で自律性状態になり
間脳と自律神経を癒して言って
その状態で暗示の言葉を自ら語ると
現代のストレスに現代使用の対応を
脳がするようになるのです
自律神経の威力のすさまじさはこんなところにもあります。
それにしても
わたしたちはストレス下において
必要な状態と真逆の状態になってしまうたいへんな動物でもあるのですね
それだけにその対価で得た知恵を使わなければなりません
この場合その知恵とは
自律訓練法をマスターすることだと思うのです
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