自律訓練法についてはいろんな本が出たりDVDが出たりしていますが、的を得た説明はとても少ない。
これはドイツのシュルツ博士が催眠状態の人間のからだを調べて、では逆にからだを先に催眠状態と同じにすれば頭もすっきりするのではないかということではじまったものです。
まずこの効果を口で説明するのが難しい。ということは言葉にしたり文章にしたりするのは困難であるということです。
コーチングのクライアントさんには別途マスターをサポートしています。
自律訓練法標準練習
まず標準練習で体得できる感覚を言葉で説明はできてもその時の感覚の気持ちよさは伝わらない。
①手足が重い
②手足が暖かい
③呼吸が深い
④心臓の鼓動がゆっくり正しく
⑤お腹がとてもあたたかい
⑥額が涼しい
世間一般に自律訓練と言われるのはこの部分のみである。
そしてこの③と④と⑤は呼吸器系や心臓、胃腸などに持病があると医師のフォローが必要となるので
一般人が関われるところは①と②を達成して⑥に至る方法である。
私の場合はそれは完全にマスターしており、およそ1分で自律状態になることができる。そして20分から30分、必要とあらば一時間でも自律状態を続けることができます。
さて手足が重くて暖かい感覚というのはとてつもなく気持ちがいいものです。
体がふわふわかるくなり、末端が暖かい状態ですね。
そしてこの状態になると自然に額がむずむずしてきて涼しくなるものです。
この状態はとにかく気持ちよく頭もすっきりしていて怒りとかイライラはこの状態にあるかぎり散らばってしまって張り込む余地がないとさえ言えます。
そして私の場合は③と④と⑤もクリアできました。
心臓の鼓動をはっきり感じることができるのです。それもドキドキということではなくてまったく平静な状態において。
座禅やヨガの瞑想などいろいろな瞑想法があります。一時期はTMというのも流行りました。しかしまちがいなく瞑想法の一つとしても最上のものの一つでしょう。
自律訓練法黙想練習
これはほとんど紹介されません。あまりにも難しすぎるのと、この現象がにわかに信じられない人が多いからですね。
①色彩心象視
②選択的色彩心象視
③具体物心象視
④抽象物心象視
⑤景色の心象視
⑥人物の心象視
⑦無意識からの回答の心象視
これはずばり光景や動画を見るんです。ほんとです。
ぼくは①はできます。強烈な緑色の光の玉を見ることができます。
しかし②以降はむずかしい。ときどき⑤ができます。
まあ夢を意識的に見る技ですね。そしてこれも訓練をすればほんとにできます。
医師の処方でやる訓練ですから。
自律性解放のための自律性除反応
これは標準練習をマスターしたら体内と心内でおのずと発生する反応ですが、これもまた一般の本にはあまり紹介されていません。
これはペンフィールドがかつて脳をあちこち触ったときの被験者と同じ反応をするようなのです。
自律状態になると、
人は押さえつけていた意識などが
無理なく本人にわからないように解放されていくのです。
臨床として検証済みです。
なので大きなストレスやトラウマや怒りや恨みなどや、抑えつけていた自分の感情や欲望などが、知らぬうちに解消されているのです。
これをやるといつしか解放が終わるのですが、これがどういうものが抑えつけれられてどういう風に開放されるかを意識的に記録していくと、将来的にもメンタルヘルスの道筋ができます。
自律訓練法の奥儀
このように自律訓練法は優れたメンタル解放の技術です。
ただ自律状態の体得がむずかしいので、一体何がどうなれば自律状態なのか?なかなかそれが難しいのですが、一部にはこの訓練法とアルファ波をくっつけてバイオフィードバックがα波を計測したら自律状態に近いというやりかたで体得を促進するという方法があります。
しかしそのプログラムはとても高い。およそ、200万円です。
ヤフオクなどでは今や1万円もあれば自理屈訓練法とアルファ波の組み合わせ手法の装置は購入できます。
やれば必ず効果のある瞑想法に違いありません。
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